やっぱりってなんなの、やっぱりって!
こわいよ〰
こんにちは、あっきです。
キャンプや釣りのアウトドアが好きな僕は、何かと便利に使えるツールナイフをキーホルダー代わりにして持ち歩いていた頃がありました。
もちろんツールナイフというくらいなので4センチくらいの小さなナイフもついています。
東京に遊びにいった時も、普段の生活の流れでキーホルダーとして付けたまま出歩いていたのですが…
銃刀法に触れなければいいだろうと考えていたのですが、軽犯罪法で取締があるとはまったく考えていませんでした(^_^;)
そんなわけで、今回の記事は僕が東京へ遊びにいって職質を受けて凹むまでの内容をご紹介しますね(笑)
カウンセリングのために休みを取って東京へ
前の職場で働いていたときのことです。
仕事の忙しさだったり人間関係に疲れていた僕は精神的にまいっていた時期がありました。
それでも辞めたいというよりは、なんとか持ち直してしっかり働きたいという姿勢だったのを覚えています。
その頃の僕といえば、暇があれば自己啓発本や心理学的な本を読み漁っていました。
ネットサーフィンも自己啓発系や心理学系。
ある時「何がしたいのかわからない」と検索してみたら、ドンピシャな記事が出てきて驚いたのを覚えています。
あまりにもピッタリだったのでついつい読み込んでしまいました。
心理セラピストの杉田隆史さんというかたの記事でした。
それまで読んだ心理学の本などは実践的というよりは学問の定義をただ生活に当てはめただけのような感じだっったのですが、杉田さんは自分自身の経験から深く分析しているようで、自分のことを言い当てられているような記事に完全に読み行っていました。
そんな流れがあり、カウンセリングも行っているようだったので、妹のところに遊びに行くことを口実に、こっそりカウンセリングを受けに行ってみたのでした。
東京駅から目的地の渋谷方面まで徒歩で
カウンセリングの場所は渋谷のどこそこということでした。
東京駅に付いたのはカウンセリング予約時間の3時間も前でだったので、時間的に余裕があるし、東京散策も兼ねて歩いて向かうことにしたのでした。
特に寄りたいところもなかったので、方角さえ間違わなければ付くだろうと思い、霞が関付近を突き抜けて渋谷方面に向かいながら歩いていました。
寄りたいところはなかったと言っても、せっかく東京に来ているので、有名な観光地など見れたら良いなくらいには考えていました。
するとどうでしょう!
その思いが届いたかのように、国会議事堂らしきものが見えてきたでは有りませんか!
国会議事堂なんですけどね(笑)
ここで国の政策が決まるわけかぁ、なんて関心しながら国会議事堂の前を通過しようとするのでした。
国会議事堂を通り過ぎようとした時
関心しながら歩いていると、警察がちらほら立っています。
そりゃそうだ、政治の中枢なのだからあたりまえか!なんて呑気に考えながら歩いていたら、一人の警察官の視線を感じました。
僕、変な察知能力だけは高いんです(笑)
もう自分の腰元、つまりキーホルダーに注目されていることに気が付きました。
突っ込まないでくれ~と思いながら通り過ぎようとしましたが、さすがは国会議事堂前。
そんな簡単にスルーされるはずがありませんでした。
「ちょっといいかな?これ見せてもらえる?」
キーホルダーのツールナイフをじっくり見ていました。
全長が5センチほどのビクトリノックスのツールナイフです。
めちゃくちゃ念入りに見ていたけど、念入りに見るほど機能ねーし、なんて心のなかで突っ込んでいたのは内緒の話です(笑)
この後、いくらか質問受けて終わりかなぁ、くらいに思っていた僕が甘かっったのは知る由もない。
何人呼んでるんんだ(笑)
だいぶ念入りに見ていたから、いくつか簡単な質問受けて終わりだろうくらいに思っていた。
そしたら
「ちょっと待ってね」
と言って、
トランシーバーで何やら連絡を取り始めた。
そしたら、他の場所を見張っていた警察官が集まってきて、いつの間にか4、5人になっていた。
引き続きどこかと連絡を取っているようで、もう何となく長くなりそうな予感がしていた。
「ごめんね、もう少しだから」なんて声はかけてくれていたけど、なんか逃げないようにみはられているのは冊子がついた(笑)
そんなだから通りすがりの人の目が気になる。
「今管轄の警察署からくるからもう少し待っね」と言われたときには「終わった」と心のなかでつぶやいていました。
いちばん気になっていたのはカウンセリングに間に合うかどうか。
だって高い金払っているのに職質で受けれなかったら笑えない(笑)
で、その管轄の警察官が来る頃には全員合わせて13くらいはいた。
僕は13人ほどの警察官に囲まれながら異様な空気を放っていたに違いない。
通り過ぎる人にチラチラ見られながら、まるで今晩のニュースを賑わすやつのようじゃないか(笑)
職質怖い!!笑
どんな立場の人だったか忘れてしまいましたが、職質のために管轄の警察署からきた警官が怖かった!
もういかにも凄腕の刑事的な。
目つきが違うのよ!!!
なんか犯罪者になった気分で凹んだのと、カウンセリング間に合わなそうで凹んだのと、ダブルパンチでもう泣きそうだった(笑)
で、詳しい職質はこの警官によって行われた。
「今日平日だよね?なにしてたの?」
「渋谷まで?普通あるかないから!」
もうマシンガンのように色々な質問を浴びせられました(^_^;)
なんかその警官的には東京駅から渋谷まで歩こうとしたことが腑に落ちなかったらしいです(笑)
そこ?笑
確かに歩く距離じゃないといわれればそうだけど、岩手じゃ普通なんだよ!笑
そんなこんなだったのですが、丁寧に質問に答えたり持ち物検査にも応じたおかげあってか、署までは連れていかれずに済みました。
散々怖かったのですが、一通り終えて疑いが晴れるとめっちゃいい人でした。
「もし今日ほかの場所でまた取り調べうけたらオレの名前言っておけば大丈夫だから」って!
「んじゃ気おつけて!」って。
なんかかっこよかった(笑)
で、あんなにいた警官は何事もなかったかのように去っていきました。
ホッとした安堵感と、もうカウンセリング間に合わないだろうという気持ちで涙が出そうでした(笑)
電話したら事情を分かってくれて、ちゃんとカウンセリングうけることができたので結果オーライでしたけど(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
もうあえて話さなくてもお伝えしたいことはわかりましたよね?笑
銃刀法で大丈夫だとしても、現場の警察官の判断によっては軽犯罪法の対象になってしまう可能性があります!
1番いいのは、目的がない時は疑われないように所持しないってことです!
当然あれ以来、キーホルダーにつけることはありません。
それにしても思い出すと笑ってしまう。
だって、魚を捌くのも躊躇する僕がキーホルダーのナイフのために13人の警察に囲まれているなんてシュールすぎる(笑)
みなさんも気をつけてくださいんね(笑)
それじゃ、また。
おじさんやっぱり悪い人だったんだ…