うちの山に、松茸ドロボウが入ってるという噂があるので、トレイルカメラで監視してみた件

こんにちは、あっきです。

以前から、うちの山に松茸ドロボウが入っているらしいという噂は聞いていました。

うちの山って言ってるけど、祖父の山なんですけどね。

ご近所さん情報もだけど、知らない車がうちのマツタケ山のふもとに何度も停車しているのを目撃しています。

しかも、生前の祖父や親戚が注意したこともあったようですが、証拠もないのでしらばっくれるそうです。

いつか捕まえてやりたいなと思うものの、毎日見張るのは現実的じゃない(そこまで暇じゃない)し諦めていました。

ところが!

手頃に監視できるカメラがあるそうじゃないですか。

トレイルカメラ!

本来は自然観察が目的のカメラらしいのですが、最近では防犯や監視目的の購入が多いそうです。

面白そうだったし、実際に使えるものかどうかも知りたかったので、僕も試しに買ってみました↓↓



トレイルカメラは使えるヤツなのか?

松茸ドロボウは捕まえることができるのか?

どうぞご覧ください!!

トレイルカメラって何だ?

トレイルカメラっていうのは、本来は自然観察を目的にしたカメラのようです。

例えば・・・

人がいると野生動物は警戒して寄ってこないですよね。

トレイルカメラなら、無人で、設定した通りに撮影してくれるので、警戒心の強い野生動物の観察などに適しているんです。

そんなカメラなんです。

本来はこのような使い方をするみたいですが、無人で警戒されにくいというメリットを生かして、防犯や監視にも使用されています。

野生動物と泥棒の習性は似ているようです(笑)

敵を知る(マツタケ泥棒の習性)

敵って、ちょっと大げさですね。

まず、マツタケ泥棒の習性を知らないと、せっかく高性能なカメラでも活かせません!

そこで少し、マツタケ泥棒の習性を洗い出します。

夜明けに行動する

夜中じゃないんです、夜明けなんです。

マツタケが生える場所は森です。

しかも、斜面は傾斜がキツく岩があったりして歩きにくいです。

そんな場所で夜中に活動しようと思ったら、結構しっかりしたライトがないと動けません。

しかも、真っ暗闇の森のど真ん中で、そんなライトを使おうものなら、ここに居ますと言っているようなものです。

だから明け方なんです。

明るくなりかけてライトを使わなくてもなんとか足元を確認できるし、存在もかくせます。

しかも、そんな朝早くから活動する人も少ないですしね。

慣れると以外と大胆?

うちのマツタケ山は、町道から私道に入って、数百メートルほど進んだ場所です。

抜け道はないので、うちか隣の家に用事がある人以外は誰もこないはずなんです。

郵便屋さんとか工事や役所関係くらいかな、来たとしても。

そんな立地なので、車がくれば確実にわかるんです。

それにも関わらず、どうどうと来ているようなんです(笑)

祖父の家は今は無人なので、隣のおばさんがそう教えてくれました。

道具を知る(トレイルカメラの機能と使い方)

どんな機能があるかを知れば、どのように使うかだったり、どんな場所に設置するかがわかります。

ちなみに、僕が購入したのはSL946というやつです↓↓



主に次のような機能を備えています。

  • 電池式
  • 防水・防塵
  • 赤外線撮影
  • 不可視ランプ
  • 熱源検知センサー


それではそれぞれの機能について見てみましょう。

電池式

森の中には電源がないので、コンセントが必要なカメラだとつかえません。

電池式であれば、場所を気にする必要がないです。

ちなみに電池は単3電池を8本使用しますが、待機するだけなら1年以上もつようです。

連続で撮影した場合は数時間でなくなるようですが、感知した時だけ撮影することができるので、ずっとカメラの前に居座らない限りは、電池切れを心配する必要はなさそうです。

使い方次第ですが、ワンシーズンは行けそうです。

防水・防塵

森の中で使うものなので、これは必須の機能です。

SL946は当然、防水・防塵です。

赤外線撮影

マツタケ泥棒の習性を覚えていますか?

夜明けの行動があるんです。

真っ暗闇ではないにしろ、通常のカメラでは暗くてハッキリ写せません。

なので、暗闇でも撮影できる機能が必要になります。

赤外線撮影の機能があれば、真っ暗闇でも撮影が可能なのです。

不可視ランプ

暗闇を撮影するためには、赤外線という明かりが必要になりますが、この明かりが目に見えるタイプと、見えないタイプがあるんです。

見えるタイプだと、カメラの存在に気が付かれてしまいますよね。

不可視ランプだったり不可視タイプって表示があるものは、この明かりが見えないようになっています。

熱源検知センサー

熱源を発見すると撮影をスタートする機能です。

トレイルカメラと名乗るカメラなら、まず付いている機能だと思いますが、これがミソですよね。

撮りっぱなしではなく、人などの熱源を感知した時だけ撮影する。

これがあるから電池やメモリーの容量を有効に使うことができます。

あと、このセンサーは、カメラから約20メートル以内に反応できるようです。

この特徴は設置場所に影響してきますね。

カメラを設置する

マツタケ山は、ものすごく広大というわけではありませんが、かと言って1台のカメラで写しきれるものでもありません。

カメラは1台なので、設置場所に悩みました。

そこで、

ご近所さんに教えてもらった、マツタケ泥棒の行動に着目したのです!

マツタケ泥棒の行動パターンは大きく2つ。

  • 途中で車を置いて徒歩で侵入するパターンと
  • マツタケ山のふもとまで車で堂々と侵入するパターン


1つ目のパターンだと、どこからでも侵入できちゃうんです(^_^;)

フェンスと入り口があれば監視する場所も限られるのでしょうが。

マツタケが発生する場所に設置することも考えましたが、何箇所もあるので、カメラを設置した場所に必ず来るとも限りません。

ということで、2つ目のパターンの、堂々と侵入してくる奴を突き止めるということに集中することにしました。

これなら、必ず私道を通るはずなので、私道上にカメラを設置すれば車は特定できます。

まずはどんな奴が侵入しているのか突き止めるのが今回の目的です。

ということで早速設置しました!

わかりましたか?

ここです↓↓

カメラ本体もベルトも迷彩色なので、けっこう木に馴染んでいますね!

これでしばらく放置してみましょう!

1週間後くらいですかね。

カメラが捉えたものは?!

さて、設置から約1週間ほど放置してみました。

調整を念入りにしましたが、本当に作動してくれるか心配でした。

「何も取れていなかったらどうしよう」とか。

電池の持ち具合とかね。

しかし!

カメラはしっかりと仕事していてくれましたよー♪

時系列で見てみますか。

写真1 謎の老婆

さっそく松茸ドロボウか?!

猫車まで持参で、ごっそり持ち帰る気だぞ!

生きて返すな!!

と意気込んだものの

これは隣のおばさん♡

ゴミを出してきたんだね。お疲れ様。

後で知りましたけど、写真からも分かるように、撮った時の気温まで記録されているんですね。

すばらしい!

写真2 赤外線モード作動!暗闇で動くモノ・・・

暗闇?!

とうとう赤外線モード作動!

これは・・・


シカだ!!笑

こうやって野生の生態を観察するのが本来の使い方なんだな。

でも、これで夜の暗闇だろうがしっかりと撮れることがわかりました。

写真3 謎の軽トラ

次の写真は・・・

なぞの軽トラ!!

いかにもって感じがする。

コイツは怪しい・・・

これはチェックする価値ありだな!

写真4 謎の男

いいねいいね。

この調子でバシバシ写していこっ!

で、次は・・・

?!

とうとう来たか、松茸ドロボウ!!

めっちゃ怪しい。

しかも、こんな軽装で松茸取りなんて舐めてんのか!!

もう許せない・・・

こいつが松茸ドロボウだろ!クソ!

この写真も要チェックだ!!

気になった写真の調査結果?!

というわけで、1週間カメラを放置した結果、私道を通った者達をしっかり激写してくれていました。

偉いぞトレイル君!

さて、カメラの性能を実証できたところで・・・

後日、怪しいかった2枚の写真について確認してみました。

隣のおばさんに聞き取りね。

謎の軽トラの正体は・・・

いやーなんてことありませんでした。

おばさんの息子さんの定期的な帰省でした(笑)

絶対怪しかったけどね。

聞いてみたら

「これはオラの息子!」

って言い切られた(笑)

謎の男の正体は・・・

僕:「これ誰なんですかね?怪しいっすよね?」

おばさん:「これは福祉施設から安否確認で定期的にくる人だ。」

僕:「・・・」


ですよねー、あんな軽装で、しかも片手にファイル持って松茸取りにくるやついるかよ(笑)

まとめ

まとめ

トレイルカメラの性能、いかがだったでしょうか?

めっちゃ使えるカメラだってことがわかりましたね。

松茸ドロボウは捕まえることができませんでしたが、カメラの性能を実証することができたので、これはこれで満足です。

次はもう1台増やして、私道と松茸がある場所の2つに設置して監視してみようと思います。

これは2022年秋のことをまとめたものでした。

次は今年の秋、2023年秋に第二弾の監視を行いたいと思います。

次は絶対、松茸ドロボウのしっぽをつかんでやる(笑)

楽しみにしていくださいね。


それでは、また!

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