この記事では工程の確認をおこないます。
ランディングネットを作ると決まったら、直ぐに作業にとりかかりたくてウズウズしますよね!
わかります。僕もそうでした。
接着を待つ時間ももどかしい気持ちでしたから(笑)
でも焦りは禁物です!
早く完成させたい思いで焦って作業すると、大事な作業を忘れてしまったり失敗の原因になってしまいますよ!
ランディングネット自作のコツは、技術よりも、早る気持ちを抑えながら、自分のペースで丁寧に進めることです。
気長にね(^^)
まずは、なるべく失敗を少なくスムーズに進めれるように、工程の確認から初めてみましょう。
どんな流れで出来上がるか大まかな流れを知っているだけでも作業漏れが減り、スムーズに作業が進むはずです。
目次
フレーム作成の工程
僕がランディングネットのフレームを作成した順番は下記のとおりです。
⬇それぞれの工程を簡単に説明していきますね!
①木型作成
フレーム材に形を付けるための道具です。
木型のサイズが完成品のサイズに影響します。
②フレーム材の曲げ作業
画像のような感じで、①で作った木型の外周にフレーム材を巻き付けてタコ糸で固定し、形を記憶させます。
③グリップ作成
ランディングネットの柄の部分です。
形を整えた後、フレームと隙間なく接着できるように、側面を紙ヤスリで仕上げます。
④接着作業
フレームとグリップを接着する作業です。
画像にはないのですが、しっかりと圧着させるために、クランプという道具で固定します。
⑤溝切り工具作成
フレームにネットを取り付けるための溝があるのですが、その溝を掘る道具です。
売ってないので手作りする必要があります。
⑥溝切り作業
⑤で作った溝切り工具をつかって、フレームに溝を掘っていく作業です。
削り終わると図のようになります。
⑦成形作業
図はないのですが、グリップやフレームの部分が角が立ったままなので、丸くして肌触りをよくするために紙ヤスリなどを使って角を取っていく作業です。
⑧ネット、ヒートン用穴あけ作業
ネットを取り付けるための穴を開けていく作業です。
穴の間隔はネットの目の大きさと関係してくるので慎重に。
⑨オイル塗布作業
フレームに色味を付け、撥水性や耐久性を持たせるための作業です。
オイルを塗った後にヤスリをかけたり穴を開けたりすると、また塗り直すことになるので、全て終わったことを確認してからやるのがポイント。
⑩ヒートン設置作業
グリップの底にランヤードを付けるための金具です。
これだけは最期なんですね。
これ付けてからオイルやると、ヒートンもオイルまみれになってしまうので。
必要なければ付けないのも有りですけどね!
ネット作成の工程
僕がネットを作成した順番は下記のとおりです。
①本結び
②蛙又結び
③フレームにネット取付作業
⬇それぞれの工程を簡単に説明していきますね!
①本結び
図は、黒いパラコードの切れっ端に、白いタコ糸を本結びで作っています。
これはネットを編むための土台みたいなものです。
ネットを編み終わったら切って捨ててしまいます。
多分、この画像だけでは説明が難しいので、後ほど詳しく説明しますね!
②蛙又結び
黒いパラコードと白いタコ糸の接点が本結び。
白いタコ糸と紫のクレモナ糸の接点も本結び。
それ以降が蛙又結びになっています。
③フレームにネット取付作業
ネットが完成すると図のようになります。
これをネットに取り付ける作業です。
この作業が終わると、タイトル直下にあるアイキャッチ画像と同じランディングネットが完成します。
本当はもっと編みらしく筒状に編んだりする方法もあるようなのですが、そこまでする余裕がなかったので、まずは完成させるためにも取り付けちゃいました(^_^;)
変になっちゃうかなと心配したのですが、画像のとおりです。
まとめ
以上、ランディングネットが完成するまでの工程について一通りご紹介しました。
何となくでも流れがイメージできたのではないでしょうか?
次の記事では、ランディングネット作成のために必要な材料や道具についてご紹介しますね。
①木型作成
②フレーム材の曲げ作業
③グリップ作成
④接着作業
⑤溝切工具作成
⑥溝切り作業
⑦成形作業
⑧ネット、ヒートン用穴あけ作業
⑨オイル塗布作業
⑩ヒートン設置作業